ピーチ!ピーチ!ピーチ!
こんにちは!優花です。
今回はタイトル通り、「ピーチ」に関するアイデアをピックしていきたいと思います。
ピーチ…ピーチ…
Peach………?
それではここで今回ピックするアイデアを見ていきましょう!
なんでもピーチな世界
by Hallis
The Earth Is Round (p < .05). 日本語はさしずめ、「地球は丸い。これは、統計学的優位である。」といったところか。 コーエンという学者がこの通り、面白いタイトルで論文を出している。 アカデミアの世界ではとにかく、p値と呼ばれる値が0.05を下回るかどうかで、その研究が評価されてしまいがちだという慣習(?)がはびこっている。なにも日本に限った事ではない。2025年までになんとかこの悪習を断ち切るべきだ。そして、確固たるエビデンスが周知されていくような世の中を達成したい。詳細は省くが、なんでもかんでもp値さえみていればいいってもんじゃなく、適切な指標をしっかりと見定めて発表された知見を評価すべきである。万博ではにほんらしく、まじめに、エビデンスに立脚した企画を設計してみるのもいいかもしれない。p値、ピーチ言ってると、桃で有名な岡山の人から怒られそうですわ。
↑実際の投稿はこちらから。
冒頭で連発していた「ピーチ」は「p値」のことでした!(そろそろ頭の中をピーチが回り始めそうです)
私は統計学について詳しいわけでも、論文をたくさん読んだり書いたりしたことがあるわけでもないので最初にこのアイデアを見たときは全く文章の内容が理解できませんでした。
そこで調べてみたところ…
p値とは確率のことを表しており、「p<0.05」は「確率が5%未満」を意味するようです。
論文などのデータに関して書かれる「p<0.05」は「統計学的有意差がある」の意を示すために用いられることが多いようです。
……………。
一気に話が難しくなりましたね。
例えば、2つの薬の効き目を比較したデータに関して「p<0.05」と書いてあった場合は「その効き目の差が単なる偶然によるものである確率が5%未満」ということになるようです。
出典:https://www.fizz-di.jp/archives/1039688423.html
このアイデアの投稿者の方は以下のようにおっしゃっています。
アカデミアの世界ではとにかく、p値と呼ばれる値が0.05を下回るかどうかで、その研究が評価されてしまいがちだという慣習(?)がはびこっている。なにも日本に限った事ではない。
このような風潮は「p値至上主義」と呼ばれ、懸念の声も多いようですが未だに解決には至っていません。
p値至上主義を憂慮したアメリカ統計学会からも2016年にp値の正しい用い方について声明が発表されています。
(実際の声明文はこちらから→http://amstat.tandfonline.com/)
…とここまで馴染みのない統計学の話をしてきたわけですが!
p値至上主義のように、疑問や懸念の声が多くてもなかなか改善されないもの・ことって私たちの周りにたくさんあると思いませんか?
ある程度の年月を経て習慣化したものは、何か大きなきっかけがない限り変わることはありません。
私は、2025年大阪万博がそのきっかけになることを期待しています。
現代社会の様々な問題点を見つめなおすきっかけ、そして問題解決の糸口となるような万博が開催されればいいなあと思います!
「社会のここを変えたい!」「こんな万博に行きたい!」などなど、皆さんの意見をぜひWAKAZO.ONLINEに投稿よろしくお願いします!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!