薬のハブ空港
初めまして。
アイデアピッカーのなおきです。
テストも無事終わり、WAKAZO.ONLINEを眺めて、学校で「これ面白くない!?」とか話しています。よろしくお願いします。
さて、今回注目するテーマは…
「薬のハブ空港」です!
薬のハブ空港
by ゆーご
今は日本における残薬の総額は約500億円。 日本にあるすべての残薬を大阪万博に集めて、薬の供給が薄い国に送る。あるいはその薬をすべて研究機関に配分するなど、とにかくすべての残薬を一堂に集める!
↑実際の投稿はこちらから見れます!
残薬とは、文字通り余った薬のことです。それが500億円分近くあるとのこと。
保存が効きそうなのに、なぜ余るのでしょうか?
まずはそこから調べてみました。
それは「使わない」からです。
「つい飲み忘れて、治っても薬が残っちゃった」
これ、したことありませんか?
その薬、家に置いてありませんか?
あっ、と思ってみてみると、僕も持ってました。
1か月くらい前に処方された咳止めだと思います。
詳しいデータを見てみると、
55%以上の人が医薬品が余ったことがあり、その理由の67.6%が飲み忘れによるものだそうです。
(出典:平成25年度厚生労働省保険局医療課委託調査「薬局の機能に係る実態調査」)
これが日本に残薬がたくさんある大きな原因の一つです。
(他には、需要の少ない薬でも薬局がある程度まとめて注文しないといけないので、在庫が余る。新薬が出たので古いものが不要になる。などがあるようです。)
「薬のハブ空港」では、この残薬を万博会場に集め、薬が足りていない国や、研究機関に送ることで再利用を目指します。
それでは、どうやって集めましょうか。
薬局によっては「残薬ボックス」という箱を用意しているところもあるようです。
ただ持っていくでけでは面倒に感じるので、持っていくとティッシュペーパーなどがもらえると少しやる気になるかなと思います。
使わない薬が日用品に変わると思うと嬉しいですよね。
また、残薬を回収してもらうことを習慣づけることで、家に残薬がなくなり、
医者の指示のない服用による事故も防げます。
万博としては、不要な薬をブースに持っていくと、
なにかもらえると嬉しいですよね。たとえば、シールとか。
大したものでなくても万博限定となると魅力的です。
ブースでは集まった薬を展示して残薬の多さをアピールしつつ、種類や量などを記録し、研究機関や海外の支援団体などが取り寄せられる仕組みを作ります。
一度仕組みとして作ることで、万博後も機能し続けるんじゃないでしょうか?
さらに、日本だけでなく世界中でこの仕組みが出来れば、無駄はもっと減り、必要な人のところまでより広く行きわたるはずです。
実は僕は、この投稿を見るまで残薬がそんな大きな問題になっているとは全く知りませんでした。(それどころか、残薬という言葉さえも知りませんでした。)
知らない分野の話を聞けるという意味でも、WAKAZO.ONLINEは面白いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!
ちなみに、今週のテーマは
お祭りの特徴やエピソードなど、ぜひ投稿してください!