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inochi学生・未来フォーラム2017 その⑥

こんにちは、Idea Pickerのなおきです。
来週から後期中間考査...勉強も忙しくなってきました!

さて、引き続き「inochi学生・未来フォーラム」のレポートとなります。
今回は落合陽一氏による KEYNOTE SPEECH「デジタルネイチャーによる、いのち輝く未来社会のデザインの達成」について書いていきます!

 

まず、登壇された落合氏は先進技術を用いて作品を開発する科学者です。
僕的には発明家の方がしっくりきます。その作品の特徴から、「現代の魔術師」という異名も持っているとか(笑)
最近では情熱大陸に出演して話題になりましたね。

詳しくはこちら

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E5%90%88%E9%99%BD%E4%B8%80

 

今回はAI技術を中心に、とても濃い内容を話していただきました。
その中で印象に残った話を紹介します。

 

僕が印象に残ったのは、

AIがよく分からないけど人気が出るデザインの靴をつくってくれるようになる。

という話です。 

 

具体的には、AIにナイキやアディダスなどの靴のデザインデータをインプットすれば、そのブランドの特徴を分析して新たなものを勝手にデザインしてくれるようになります。

 

このままでは「よく分からない」ことはありませんが、さらにナイキっぽいデザインとアディダスっぽいデザインを混ぜて、新たなスタイルを生み出すことも既に実験済みだそうです。

 

こうなると、どこのブランドとも言えないよくわからないものが出来上がります。またこうやって生み出されたデザインは人気が出るとか。

 

そして今度は人間が「なんでこの商品は人気なんだろう。。」と考えます。いままでは製品を作る前に人気ポイントを考えていたのが、製品が出来てから考えることになります。AIにつくられた流行を人が追う形ですね。

 

ここまでの話を聞いて僕が思ったのが
・流行の変化が早くなるが、小さくなるのではないか
・売るためのデザインをする必要がなくなるのではないか
の2つです。

 

AIは新たなデザインを人よりもずっと早いスピードで生み出すことができます。しかし、過去のデザインをもとにしているので、革新的なものは生まれないのではないかと思いました。

 

また、売れるデザインはAIがつくってくれるとなると、人間は仕事が減ります。そうなったときには、「売れる」デザインではなく、感動を呼び起こしたり自分を主張するような、「芸術」としてのデザインが人間の仕事(もはや仕事と呼んでいいのか分かりません)になるのではないか、というのが僕の予想です。

 

 

全体的に抽象的になってしまいましたが、KEYNOTE SPEECHについては以上です!


今回の話については、PULSEというメディアでも取り上げられています。
フォーラムについて4回に渡って紹介されているので、ぜひご覧ください!

【第1弾】行ってきた! inochi学生・未来フォーラム2017レポート-落合 陽一さんの講演 | PULSE

 

最後はあまり取り上げられていない、準備中の写真で締めたいと思います!

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ありがとうございました!