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2019年版「課題解決を助けるロボット」の展示・実験を行いました!(2019.11.24)【プロジェクト紹介】

皆さんこんにちは!なおきです。
実は2年前にWAKAZO ONLINEについて記事を書いていた時にもいたので、2年ぶりの執筆になります!

 

 

今回は2019年度からWAKAZO内で始動した、
『課題解決を助けるロボット』育成プロジェクト をご紹介します!

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 ►「課題解決を助けるロボット」育成プロジェクト

まず、最近学校現場で課題解決型事業が注目されたこともあり、課題解決に取り組む人が増える中、ロジカルな議論・つまりデータに基づいた問題の細分化が上手く行われてないのでは?という問題意識がありました。

そこでWAKAZOはロボットが若者と共に議論することで互いの長所を活かし、データ・客観的視点の提供をできるのではないかと考えました。また可愛いロボットであれば人に何かを言われるよりも素直な反応が引き出せるのでは、というのもあります。

ロボットを議論に加えるメリットは主に4つあると思います。

 

【ロボットを議論に加える・SDGsに絡めるメリット】
  ・ 人とロボットが互いの長所を活かして議論し、課題解決を加速させる。
  ・ 生活での人とロボットの共生のビジョンを描く
  ・ ロボットがSDGs/課題解決に興味を持つきっかけとなる
  ・ 取り組み事例を集める上で、プレイヤーたちを繋ぎ相乗効果を生む。

 

そしてこのロボットは2025年に「若者とともに議論する」ことを目標に、2つのステップを踏みます!

・2019年「SDGsについて学び始めるロボット」
SDGsって何?」・「SDGs3番についての取り組みを教えて」など簡単な質問に答えてくれる。わからない時は「次までに勉強してくるね」

・2022年「課題解決の相談に乗ってくれるロボット」
若者たちが分からないこと、よく聞いてくること、などがデータとして蓄積され、オススメのデータや情報を渡してくれる。

・2025年「若者と一緒に議論するロボット」
「どのような取り組みが良い取り組みか」を判断し、ワカゾウに混ざって一緒に議論してくれる。

 

 


そして昨年、この2019年版ロボットの開発を開始しました!

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►2019年版制作へ ~人とロボットの学び合い~

2019年版はシャープ株式会社さん、株式会社ゲンさんご協力のもと、「ロボホン」を本体に使いました!今の仕様の中で、今後の開発に繋がるデータを取るためのコミュニケーションをデザイン・実装しました!同時に、全国の課題解決に取り組む学生団体やNPO法人などの方々に協力していただき、SDGs達成に向けたアクションのデータベース作りを開始しました!

実際の会話の流れは↓のようになっています!
人とロボホンが互いの知識を共有して、学び合う設計になっています。

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そして、2019年11月24日(日)に"mini WAKAZO Pavilion"内で展示を行いました!
実際に来場者と対話することで、データ集めを進めながら、技術的な改善点も見えてきました。また最後に記念撮影をしたときの顔から年齢などの属性を算出すれば、世代ごとの興味のある課題の種類のようなデータも得られるかもしれません!
こういったデータと、ロボット技術の進化の波に乗って、2022年度版,2025年版と進化していきます!

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最後に、2019年度版制作に協力いただいた方々をご紹介します!(順不同・敬称略)

【開発におけるご協力】
シャープ株式会社 / 株式会社ゲン

【データベース作成へのご協力】
学生団体 夢人-yumenchu- / NPO法人フリースペースたまりば / STUDY FOR TWO / 金沢工業大学 / NPO法人グラウンドワーク三島 / 特定非営利活動法人 エコプランふくい / 株式会社鷲見製材 / 千葉商科大学 / 龍谷大学(フロートソーラーパーク洲本) / AIESEC 海外インターンシップCrePro / NPO法人 二枚目の名刺 / 創価大学 工学研究科 持続可能環境工学 井田旬一教授 / 北九州市立大学 Etica(エチカ) / 岡山大学 おかやま空きや対策委員会 / 株式会社太陽住建 / バリュードライバーズ株式会社 tabeloop / 北九州市立大学 / ボランティアサークル「Peco」 / 女子高生グループ「H.O.P.E」 / 350 JAPAN / 日本大学商学部 秋川ゼミナール「チームサステナ」 / あざおね社中 / ハビタットフォーヒューマニティ

 

みなさん、ご協力ありがとうございました!!
このプロジェクトについても発信していこうと思うので、今後の成長にご期待下さい!