厠、再考
どうもこんにちは、シャンクスです。
タイトル、読み方は「かわや、さいこう」です。
小生は只今、厠にて記事を書き上げています。
最近WAKABLOはトイレがアツいですね。
昨日の記事ですーちゃんがトイレに関する記事を書きました。
人間がものを食べては排泄する生き物である以上、私たちにとってトイレは無視できるものではありませんものね。
ええ、ただいま私の股下にある便器もアツいです。
これ、考えた人すごいですよね。
さて、前座も便座もこれくらいにして話をすすめましょう。
手と足を洗います。
突然ですが、
アイキャッチ画像にしたこのマーク、みなさんは何を示すものかご存知でしょうか?
見たことのある人はいると思います。
ですが、特別好奇心を抱かなければスルーしてしまうものですよね。
正解は「オストメイトマーク」です。
人工肛門・人工膀胱を造設している人(オストメイト)のための設備があることを表しています。
(内閣府ホームページより)
先日私はこんな記事を書きました。
それはもう大反響がありました。
えぇ、大反響が、ありました。
医療関係者の友人が記事を読んでくれたのですが、「オストメイトの人もいるもんね~」という趣旨のコメントをくれました。
あの記事で私はセクシュアリティの側面からトイレを考えました。
「あらゆるセクシュアリティを持った人が気持ちよくトイレを使えるように」ということを言いましたが、多目的トイレのメリットは性別を問わないことに限られません。
多目的トイレは排泄行為をする人みなが使いやすいものです。
オストメイトマークをはじめとした、「少しでも多くの人が生きやすくなるためには周知されているべき知識」というのはなかなか周知されづらいものです。
これも当然といえば当然で、誰にとっても使いやすいものかどうか、なんてそもそも「普通の」トイレで用が足せる人はなかなか分からないからです。
現状でこと足りている人は別に気にする必要がないからです。
オストメイトのこと、オストメイトマークのことをそもそも知らない人は、知らなくても十分にトイレを利用できるからです。
別にこれは誰が悪いとかっていう話ではありません。
現状に問題がある人はその解決を目指しうるが、問題がない人は別に気にもしないというだけのこと。
やはり声を上げるのは当事者やその近くにいる人でしょう。
このように少数者の問題は気づかれづらいものです。
だからこそ、万博で「少しでも多くの人が生きやすくなるためには周知されているべき知識」の周知を目指す価値はあるのかな、とも思います。
ちなみに、他の様々なマークも内閣府のホームページでは紹介されています。
気になった方は是非ご覧あれ。
http://www8.cao.go.jp/shougai/mark/mark.html