『Monument Valley』
皆さんこんにちは!優花です。
突然ですが、だまし絵って知ってますか?
見ているとなんだか不思議な気持ちになってきますよね。
今回私が取り上げるのは、そんなだまし絵と深い関係があるこちらの投稿です!
Monument Valley
私の好きなスマホゲームで『Monument Valley』というのがあります。 こんな世界観、建物があったらいいな、なんて思ったり。
↑実際の投稿はこちらから見れます!
私は、この投稿を見るまで「Monument Valley」というゲームについてくわしくは知りませんでした。
調べてみたところ、「2014年のベストApp&ゲーム」や「アップルデザイン賞」を代表とする数々の受賞歴をもつ人気パズルゲームアプリとのことです。
今年の6月に第2弾がリリースされたことでも話題になりましたよね。
そんなパズルゲームとだまし絵に何の関係があるのかというと…
「Monument Valley」は、
視覚トリック、つまりだまし絵を用いたパズルゲームなんです!
「どういうこと??」と大半の方が思われたことでしょう。
このゲーム内には、様々な幾何学的な構造物が存在しており、プレイヤーの視点の移動でステージの形がどんどん変化します。
そして、ステージの形の変化を繰り返すことでゴールを目指していく…。というものになっています。
うーん、言葉で説明するとわかりにくいですね…。
YouTubeなどにたくさん動画が上げられているのでもしよかったら見てみてください。
実際にプレイしたことがなくても世界観に引き込まれますよ!
さて、ここで皆さんにもう1つ質問があります。
皆さんは、「エッシャー」という画家を知っていますか?
この方は、様々な独創的な作品を作り上げたことで知られていますが、中でも有名なのは建築不可能といわれる構造物を描いたものです。
例えば、この「Waterfall」なんかは見たことがある方もいるのではないでしょうか。
「Monument Valley」の世界観とエッシャーの世界観はしばしば似ていると言われます。
たしかに、どちらの作品も実際につくることが不可能そうな、複雑なつくりの建造物がモチーフになっていますね。
ところが!!
イスラエル工科大学のコンピュータサイエンスラボ内で行われたプロジェクトで、エッシャーの絵を3Dプリンターを用いて見事に実現させたという映像を発見しました!↓
このプロジェクトには、二次元に描かれたものを立体化する技術が利用されたとのことです。
実際に建造物として再現するためにはもっと大きさが必要になるので、パーツごとに分けて3Dプリンターで出力してから組み立てるしかないのでは?
と考えたのですが、最近ロシアの3Dプリンター開発企業「Apis Cor」が家を一軒まるごと3Dプリンターによって建造することに成功したそうなので、近いうちに「Monumeny Valley」の世界を実現することが可能になる日がやってくるかもしれませんね!
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