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恋人とは、浮気とは

 

 

 

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どうもこんにちは、シャンクスです。

 

今回扱うのは、恋人の定義浮気の定義にかかわるお話です。

 

 

デジタル彼女

by Momoka Chiba 

遠距離で会えない彼女、、。さみしい、会いたい、、そんなときに付き合っている彼女が立体的な映像ででてくる。ステキじゃありませんか??これで浮気も減ります!

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(以下では「彼女」を広く「恋人」と読み替えて話を進めます。)

 

これを見た時、私はとてもむずかしい問題だと思いました。
自分は恋人と会うとき何を期待しているのか、恋人の何を知覚したら満たされるのか、という問題があるからです。

 

投稿者の話を汲めば、立体映像、ホログラムでそれが満たされるということでした。

 

私個人としては、映像だけなら満たされないと思います。
人間には五感があります。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。
(これらに含まれない第六感に関してはここでは考えないことにします。)

 

これのうちどれがあったら人と会ったことになるのでしょうか。
また、これらの知覚に障害を持っていた場合はどうなるのでしょうか。

 

今はSkype等で、簡単にビデオ通話をすることができます。
ビデオ通話は視覚と聴覚を使います。
ですが、どちらも限定的です。
画質、音質の制限は受けますし、カメラの範囲内しか見ることができません。

 

私も人とビデオ通話をすることがありますが、対面で話すときと比べると内容が全然頭に入ってきません。
もちろん個人差はあるでしょうが、人間は様々な知覚を同時に使って総合的に判断しているのだろうと思います。

 

皆さんは、五感のうち、どこまであれば人と会ったことになると思いますか?


単なる情報のやり取りとしての側面が強いミーティングならまだしも、
恋人相手であったらただ情報を知るだけでは不満の残る人が多いのではないでしょうか。

 

 

そして同時にもう一つ、問題が浮かび上がってきます。

 

それは、立体映像相手なら、浮気したことにはならないのかということです。
そしてさらに、立体映像だけではなく、バーチャルな情事が可能な技術があればどうなるのかということです。

 

これは私たち人間がいずれ考えなければならないことです。

技術が進歩することで人間との乖離が縮まっていく……。

 

そのとき人間を人間たらしめるのはいったい何なのでしょうか。