「フォトジェニック」ってなんぞや
どうもこんにちは、シャンクスです。
突然ですが、皆さんはSNSのアカウントをいくつ持っていますか?
(※SNSとはSocial Networking Serviceの略で、ネット上で「社会的な」繋がりを持てる場です。)
今は誰でも発信できる時代と言われます。発信したものが多くの人の目に止まり、評価されることで一躍有名人になる人もいますよね。
Twitter、Facebook、Instagramなどなど、たくさんのSNSがありますし、また、同一のSNSであっても複数アカウントを持っておられる方もいらっしゃるでしょう。
SNSによって、あるいはアカウントによって発信する内容、対象を変えたりしますよね。
SNSといえば様々なものを発信することができますが、多くのサービスで、画像の発信が簡単にできるようになっています。
そこで今回私が取り上げたい投稿はこちら。
「フォトジェニック」なもの・こと
by 薮本 優花
最近はおしゃれなものや場所を写真に撮ることが流行っていると思います。 私自身もカメラロールを少し見ただけで、たくさんの写真が見つかったので、一部をコラージュしてみました。それがこの投稿の添付画像です。 この流行の理由の1つに、SNSへの投稿が挙げられると思いますが、私はここでもう1つの理由である「気持ちの共有」に注目したいと思います。 写真を撮ることで、家族や友達に紹介することができますし、友達同士でおしゃれなものをわいわい撮影するのもとても楽しい瞬間だと思います。
フォトジェニック(photogenic)を手元の電子辞書で引いてみると、
「写真向きであるさま。写真うつりがよいさま。」とあります。(デジタル大辞泉[第二版])
フォトジェニックはもとは英語ですが、私の肌感覚としては、今は日本語のカタカナ語として使われている印象です。
フォトジェニックなものが流行っている理由の一つとして、「気持ちの共有」をしたい心理があるということ、なるほど……。
フォトジェニックなものを見た時の自分の喜びを人にも伝えたいということ……非常に納得しました。
(せっかく取り上げさせていただいたので、少し視点を変えて深めてみようと思います。)
ここから、こうも考えることができそうです。
フォトジェニックなものには共有する価値があるけれども、そうでないものは共有しない方がいいという前提があるのではないか、と。
ポジティブな気持ちしか共有できないような、ネガティブな気持ちは共有しづらいような、そういった風潮がもしかしたら若者の間にはびこっているのではないか、と。
だから、普段使いのアカウントと別に、鍵アカ(投稿者側の承認がないと投稿が見れないアカウント)なんてものを作ったりするんでしょうし、無理してポジティブアピールをして、現実とのギャップに疲れたりもしてしまうのだと。
先日、「SNSでのリア充ごっこに疲れた」という趣旨の投稿をしている友人を見ました。
この友人はまさにポジティブアピール(=リア充ごっこ)に疲れてしまったのだろうと思います。
そもそも人は、ポジティブな側面もネガティブな側面も含めて一人の人であるはずです。
その比率は人によって異なるかもしれませんが、100%のポジティブ人間も、100%のネガティブ人間もいないはずです。
そのことはみんな頭ではわかっているはずです。
わかっているのに、SNSでかっこつけてしまう、かっこつけざるを得ないような状況があるということ。
このことを私は少し残念に思ってしまいます。
かくいう私もネガティブな側面はSNSではあまり発信しない立場ですので、当事者ながらも少し悲しくなってしまいます。
思いきりネガティブなものも吐き出したい、そしてそれを真正面から受け止めないでもいいから、ただ承認してほしいと。
2025年の万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
いのちの輝きは決してポジティブな側面からのみ、出来あがるわけではありません。
ネガティブな側面の支えあってこその輝きであると思います。
ネガティブな側面も大切にできるような万博にしたいものです。
そして、そんな万博を実現できるよう、ネガティブささえも胸を張って共有できるようなアイデアを是非一緒に考えていきませんか?
思いついた方がいらっしゃれば是非ともWAKAZO.ONLINEへの投稿、お願いしますね♡
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