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まだ大阪で消耗してるの?

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どうもこんにちは、シャンクスです。

 

晴耕雨読という四字熟語がありますよね。

晴れの日には畑を耕し、雨の日には書物に読み耽るという、穏やかな生活のことを指す言葉です。

私の理想でもあります。

 

 

さて、今日紹介するのは思わずこんな言葉が思い浮かんでしまうようなアイデアです。

 

 

一旦、原始時代に戻る。

by 早坂卓朗 

AI、VRなどテクノロジーが進む中、 原点回帰。 原始時代に戻ってみる。 スマホを使わず、足で伝えにいく。 本当の豊かさを問う。

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https://wakazo-online.com/posts/detail/449/

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私自身とても賛同するアイデアです。しかし一方でそれでよいのか、という考えも頭をよぎります。

 

 

では早速考えていきたいと思います。

 

私たちの住む世界は日々進歩を続けています。

その歩みを止めることはありません。


携帯電話を例にとってみます。

昔は何キログラムもあるおおきな金属の塊を持ち歩いていましたが、
それが軽量化されて携帯電話になりました。
今は携帯電話(ガラケー)もあまり使われないようになり、スマートフォンが普及しています。
金属の塊どころか、もはや金属の板です。
この動きが続いていき、今後はさらに軽量化され、安価になっていくのだろうと思われます。

 

 

この動きは決して後戻りすることはありません。
スマートフォンを使っている私たちがガラケーを使うことはありませんし(社内用携帯電話等では残るのかもしれませんが…)、
大きな金属の塊を持ち運ぶこともないでしょう。

ポイントはここに非可塑の流れがあるということです。


後戻りはなく、ひたすら進むしか選択肢がないということです。

 

 

ではこれを踏まえて、私たちの生き方を分類してみましょう。

選択肢は大きく分けて、二つあります。


①時代の流れの中で生きる
②時代の流れとあまり関係のないところで生きる

 

(純粋に時代からなんの影響も受けずに過ごすことは不可能でしょう。そのため、②では「あまり」という表記をしています。)

 

 

皆さんは今どちら側にいる自覚がありますか?
そして、どちらを目指したいですか?

 

イデアで言われているのは、一旦、①側から②側に移ろう、ということであると思います。


①では、時代の流れより遅く生きている人は価値がなくなるということにもなります。
2017年現在において箱型の携帯電話がほとんど価値を持たないように、です(骨董品的な価値はあるかもしれませんが)。
①を選ぶ以上は、時代の最先端を目指す必要があります。
常に時代の流れを意識し、それに遅れないようについていこう、という終わりのない苦悩。
それに疲れる人が出てくるのは当然のことのように思われます。

 

②であれば、特にそのような必要はありません。何かのために競争をする必要はありませんし、その意味で楽なのかもしれません。
だから投稿者は「本当の豊かさを問う」と言われたのだと思います。

 

残念ながら現状では、地球上に生きるすべての人間が②側で生きることはできないと思います。

それは、増えすぎた人口はもちろんのこと、発展してゆく技術、それにともなって複雑になってゆく法の整備をする人間が必要だという事情があるためです。

 

ですが、いまいちど、②の観点を思い出すことはとても大切なことだと思います。
そして、②の観点も入れつつ、①とうまく折衷していくことを考えていくべきでしょう。

実際に『まだ東京で消耗してるの?』で有名な某ブロガーさんもうまく折衷しつつ生きているように思います。

 

 

①と②を折衷する方法はブロガーだけではないと思います。
それを模索していくことは私たちがしていかなくてはならないことだと思います。

 

そしてその一部をプロトタイプとして提示すること、それができるような万博になればいいですよね。

 

 

多くの人が消耗することなく、生きられる時代が来ますように……。